40代で結婚&妊娠したゆうこさんの婚活。

◆婚活をはじめたきっかけ

ゆうこさん(仮名)
現在;42歳・不妊治療を経て妊娠中
入籍;41歳
お付き合い期間;1年半
職業等;大学院卒・正社員

マチコ
ご結婚おめでとうございます。妊娠して、雰囲気がますます柔らかくなりましたね。早速ですが、婚活の経歴から教えて下さい。
ゆうこさん
有難う御座います。婚活は39歳の時にペアーズ(婚活アプリ)を使用したのがはじめです。その前は友達の紹介や同窓会経由の婚活パーティーに1度参加した程度です。
マチコ
婚活をはじめたきっかけはありますか?
ゆうこさん
元々婚活には興味がありました。ただ、「アプリは怖いかも」とか「相談所も色々あってどこがいいの?」等々ハードルが高かったように思います。婚活のきっかけは、仲の良い後輩がアプリで頑張っていたことと、知り合いの男性と飲みに行った時に「こんなことしているなら婚活をやってみよう」と感じたことがあったからです。ただ、その後コロナ禍に突中した為、モチベーションは保てず、時々メッセージをチェックする程度でした。

◆ご主人と出会った方法

マチコ
ご主人と出会った時のことを教えて下さい。
ゆうこさん
主人と出会ったのはアプリ(マッチドットコム)です。その前にもアプリ上で出会ってお付き合いした男性がいたのですが、破局してしまい、そこから真剣モードに突入しました。
ちょうどその時にマチコ先生にプロフィールを添削して頂いて、「いいね」が沢山きた記憶があります。そんな中で出会ったのが主人でした。破局から1週間も経たない出会いでした。
マチコ
真剣モードは恐るべしですね(笑)。「いいね」をした基準と、アプリを使用する上で気をつけたことはありますか?
ゆうこさん
基準は「きちんとプロフィールを書いている人・清潔感がある人」のみです。気をつけたことですが、基本的に「いいね」がきたら無視せずに「いいね」を返す様にしました。それと、以前にマチコ先生からもアドバイスがありましたがマッチングしたら早めに会うようにしました。
マチコ
「マッチングしても相手から一向に誘われない」ということはありましたか?
ゆうこさん
ありました。その為、2週間程度やりとりをして、相手から誘われなければ自分から誘いました。コロナ禍だったので、まずはZOOMを提案しました。それに対して「とにかく会いたい」という男性もいて、その反応に価値観が出るように感じました。

◆「いいね」は自分から

マチコ
ご主人との具体的な話しを教えて下さい。
ゆうこさん
主人には私のほうから「いいね」をしました。プロフィールがとてもしっかり書かれていて、4つも年下でしたが誠実さと婚活の真剣度を感じたからです。それに対して主人からは「私がプロフィールに入れ込んだ地名」について、ピンポイントな内容のメッセージがきました。
マチコ
プロフィールを具体的にする理由はそこです。誰でも書くようなホワっとした内容ではなく、何かについて細かく書くと「誰か一人」の電波にひっかかります。
ちなみに、ご主人とはどの程度の頻度で連絡を取り合っていましたか?
ゆうこさん
主人はラインを送る時間に気を遣うタイプで、かつ頻繁にやりとりするタイプではありませんでした。1日1~2往復だったかと思います。
マチコ
初回のデートはどちらから誘いましたか?
ゆうこさん
私からZOOMを提案しました。ZOOMは比較的盛り上がって2時間程話して楽しかったです。

◆この人とならやっていけるかも

マチコ
ゆうこさんは大学院を出られていて、趣味も文化的なものが多い様に思います。恐らく、婚活では同じような男性を求めていたのでは?と思いますがいかがでしょうか。
ゆうこさん
その通りです。婚活開始時は学歴や収入も大切だと思っていました。ただ、主人の前に付き合った人が「条件が良くて知性を感じるものの性格に難があった」ので最終的には「穏やかで気持ちが安定している人がいいな」と思いました。
マチコ
真剣交際を決めた時のことを教えて下さい。
ゆうこさん
主人からは4回目のデートで告白をされました。次回まで答えを待ってもらい、5回目に会った時に真剣に将来についての話をしました。待ってもらったのは、「話さなくてはいけないこと」があったこともありますが、先ほどお話しした「男性に求める条件面」において「世界が違う人では?」と迷いがあったからです。
マチコ
迷いの部分はどのように解消しましたか?
ゆうこさん
マチコ先生や既婚者の同僚に話をしました。そこで思ったのは、「普通は貴重」ということです。
マチコ
ゆうこさんが感じた「普通」を補足すると、「話していて違和感がない」ということだと思います。5回目のデートではどんなお話しをしましたか?
ゆうこさん
自分の経歴や、精神的に弱い部分があること、子供が欲しいかどうかについての考え方も話し合いました。主人は引いたりせずに、特に子供については「結婚は2人のことで子供が前提ではない、できなければそれはそれで楽しく生きていこう」的なことを言ってくれました。想像以上にしっかりした温かい男性だなと感じて「この人とならやっていけるかも」とお付き合いを決断しました。
マチコ
結婚まではどの程度お付き合いしましたか?
ゆうこさん
約1年半です。
マチコ
婚活では長い部類に入るかと思いますが、焦りなどはありませんでしたか?
ゆうこさん
私的にはちょうど良かったと思います。

◆ご主人の素敵なところは?

マチコ
ご主人は今まで挙げていた婚活の条件(学歴や収入)には該当しなかったということですが、どんなところがいいなと思いましたか?
ゆうこさん
主人はマイペースでフラットな性格です。人を上にも下にも見ない部分が素敵だなと思います。私は小さい頃から両親のことで悩んだ時期があったので、今考えると心底では「精神的に安定した穏やかな男性」を望んでいたのだと思います。
また、今までの恋愛では我慢することが多かったのですが、主人といると自分を良く見せようと思わないので安心感があります。
マチコ
ありのままでいられるということですね。
ゆうこさん
そうです。私はしっかりしている様に見られますがかなり抜けている部分もあって、主人の前ではそれが全開になるので、いつも面白がられています。良い意味で力が入っていないのだと思います。

◆仕事のキャリアと婚活について

マチコ
仕事のキャリアと婚活の間で悩みも多い年代だと思います。ゆうこさんはいかがでしたか?
ゆうこさん
私は婚活アプリ登録開始後に転職をしました。ただ、転職と婚活はどちらか1つしかできないと思ったので、転職の方に力を注ぎました。
マチコ
ゆうこさんは専門職で、お仕事も契約社員から正社員に登用が約束されているような状況だったかと思います。一般的には転職は急務でないのでは?と思いますが、いかがですか?
ゆうこさん
前職では自分の価値観と会社の価値観が合わない様に感じていました。結婚をするにしてもしないにしても自立した生き方をしたかったので、長く続けられてやりがいのある仕事をしたいという思いがありました。また、正社員になった後「やっぱり違う」と思って辞めると、年齢的に次の職場が見つかりにくいとも思いました。
マチコ
なるほど。「勝負にでるのは今だ!」と思ったのですね。婚活で「仕事との向き合い方に悩む」方も多いかと思いますが、ゆうこさんの場合は我が道を突き進んだのが功を奏したのだと思います。ちなみに結婚しない選択肢はありましたか?
ゆうこさん
「絶対に結婚しなくちゃいけない」ということはありませんでした。結婚して苦労している方もいると思うので・・そうなるくらいなら一人でも生活していけるように自立したかったです。

◆子供についての考え方の変化

マチコ
ゆうこさんは初回の婚活個別相談で「子供はいりません」と言っていましたね。なかなかそこまで言い切る女性は少ないので印象的でした。子供についての考え方の変化について教えてもらえますか?
ゆうこさん
20代の時は普通に「結婚して子供が欲しい」と思っていました。
たた、「自分に結婚が向くのか」「子供ができたとしても良い母親になれるのか」など考えた時期もありました。その後、30代後半になるにつれて「夫婦二人の方が悠々自適で幸せなのかも」と言う風に考え方が変わっていきました。
マチコ
深く考えすぎていたのですね・・・。私と面談をした時もそんな風に思っていましたか?
ゆうこさん
マチコさんに相談した時は既に40歳近かったので「今から子供?」と思っていました。ただ、子供を授かりたいと思ったのは、主人と出会ったからです。
マチコ
そうでしたね。ご主人と出会って、「子供が欲しい」という気持ちが芽生えたとお聞きしたので、私の通ったクリニックでの不妊治療をお勧めしました。結婚後すぐに不妊治療に踏み切りましたが、ハードルは高くありませんでしたか?
ゆうこさん
不妊治療のハードルは高くありませんでした。年齢的に自然妊娠を待ってる場合ではないと思っていましたし、主人も自分なりにインターネットで調べたりして前向きになってくれました。

◆並走コースを受講してみて

マチコ
ゆうこさんは、婚活準備パックと婚活並走コースを受講しました。感想を聞かせて頂けますか?
ゆうこさん
並走コースに入る前に、婚活準備パックを受けました。メイクや服装も為になりましたし、「心の安定と自分を大切にすることの重要性」を改めて学ぶことができて良かったです。
マチコ
その部分は婚活の土台になります。その基礎が揺らいでいると、男性とうまくいかなくなった時に自己肯定感が下がって常に「1からやり直し」を繰り返すことになります。「相手に求める条件出し」もして頂きましたがいかがでしたか?
ゆうこさん
相手に求めるものは婚活中に何度も考えました。最終的に「穏やか」が上位に挙がった後、「穏やかな主人」が現れました。
マチコ
欲しいものを意識すると、途端にそこに電波が立つものです。
ゆうこさん
普段、何気なく思っていることでも、改めて見える形にすると頭が整理されて大切なものがあぶり出される様に思います。それと、教えて頂いた「日記」は、気持ちがぐらぐらしている時の支えになり、妊活の際にも活用しました。
マチコ
婚活並走コースは「アプリ」の並走を実施しましたが、いかがでしたか?
ゆうこさん
真剣モードに突入してから、アプリの写真はプロの方にお願いしてプロフィールはマチコ先生に添削して頂きました。その効果でアプリでの「いいね」が劇的に増えました。先に話したように、主人はプロフィールの具体的な一文に引っかかり返事をくれたので、客観的にプロフィールを添削して頂くことの大切さが分かりました。
マチコ
ライバルの多い婚活で結果を出すには「最高に輝く」必要があります。「ベストを尽くす」という意味で、平均的な写真やプロフィールでは事足りません。並走コースは随時ラインやメールでの相談の他、月1回のZOOM面談をしましたがいかがでしたか?
ゆうこさん
毎月1回のZOOM面談は1か月間を振り返ることができるので良かったです。
私は幸運なことに相談できる会社の同僚もいましたが、踏み込んだ話はできなかったので、なんでも相談できるマチコ先生の存在は心強かったです。
恐らく、一人で婚活をしていたら「恋愛できる」雰囲気の男性に捕まったまま、今でも状況は変わっていなかったと思います。

◆婚活を振り返って思うこと

マチコ
婚活を振り返って思うことがあれば教えて下さい。
ゆうこさん
婚活には自己肯定感が大切だと思います。私の場合は転職して正社員になったことで生活が安定して自信をもてたことが大きかったです。それがないと婚活にしがみついていた気がするので、今考えても「地に足をつける」ことは大切だと思います。
マチコ
現代の婚活あるあるだと思います。自己肯定感の面も大切ですし、そもそも男性が自立している女性を好む傾向になっていることもあります。「私は一人でも十分にやっていけるし楽しい、結婚したらさらに楽しいかも」といった気持ちの余裕が大切です。他に思ったことはありますか?
ゆうこさん
主人とお付き合いする前に真剣交際で破談になったことがあり、その経験から真剣交際にはいることの怖さがありました。真剣交際に入るということは、全ての婚活をストップする訳ですから、仮にうまくいかなくなった場合はゼロスタートになります。今、振り返って思うのは、「踏み込んでみたから見えたことがある」ということです。かなり勇気はいりますが、そういうタイミングがきたら「えいや!」と飛び込んでみることは大切だと思いました。

◆幸せだと思う瞬間は?

マチコ
最後に結婚をして「幸せだな」と思う瞬間を教えて下さい。
ゆうこさん
家で何気ない会話をして一緒に食卓を囲んでいる瞬間です。
マチコ
妊娠をされてご主人の変化はありましたか?
ゆうこさん
特に変化はありませんが、私の身体を気づかって得意でないご飯を頑張って作ってくれる様になりました。
マチコ
優しそうなご主人の姿が目に浮かびます。今日は婚活をはじめお仕事のこと、子供のこと等多岐にわたりお話し頂き有難う御座います。アラフォー世代の婚活の荒波を全て乗り越えられて今の安住の地にたどり着いた様に思います。先が見えない不安も大きかったかと思いますが、常に前向きで正面突破していく姿勢は必ず良縁を引きよせるのだなと、私も改めて感じました。
来年はお子さんも生まれるので、ご主人と3人また新たな生活を楽しんで下さいね。末永くお幸せに。

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